撮影データ：2006/12/03 NIKON D70ｓ AF Zoon Nikkor 70-300mm F4-5.6G ISO250 F5.3 1/2500 絞り優先AE
トリミング・ガンマ・トーンカーブ・エッジ補正

築城基地からリモートでの展示飛行を行う第6飛行隊所属の三菱F-2A。
胴体下のタンクは高G仕様で、新田原の空を縦横無尽にその性能を披露した。
（撮影：城戸克哉）

■機体メモ■
この機体53-8531は2005年製造通算31番目のF-2Aになります。
三菱から空自に引き渡し直後から福岡県築城基地の第6飛行隊に配属されて、
主に日本海西部や東シナ海の防空・海上要撃任務に使用されています。

ご存じの通り、F-16C/Dブロック50をベースに開発されたとはいえ、
F-16のFBW(フライ・バイ・ワイヤ)が使えなかったために、国内で自主開発
さらに様々な要求を盛り込んだ結果、機体は一回り大型になり、
機体の価格も、ソフトウエアの問題や機体強度の問題など開発期間が延びた事もあり
F-15Jとほぼ同じになったため、予定よりも約50機少ない98機で生産が打ち切られることが
決まっています。
(この影響でブルー用や教導隊用のF-2が削減されました)